◆自民新総裁に谷垣氏=得票300票、河野氏が2位−幹事長に石破氏ら浮上
自民党総裁選は28日、党員投票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、谷垣禎一元財務相(64)が全体の6割に当たる300票を獲得し、第24代総裁に選出された。河野太郎元法務副大臣(46)は144票で2位。西村康稔前外務政務官(46)は54票にとどまった。谷垣氏は、先の衆院選敗北で野党に転落した同党の再建と政権奪還という重責を担う。野党の自民党総裁は、1993年に選出された河野洋平前衆院議長以来16年ぶり、2度目。任期は2012年9月末まで。 麻生太郎前総裁の後継をめぐる総裁選は、国会議員199票と、党員投票による地方票300票の計499票をめぐって争われた。その結果、谷垣氏が国会議員票120票、地方票180票を獲得した。河野氏は議員票35票と地方票109票。西村氏は43票と11票だった。議員票の無効票が1票あった。党員票の投票率は46.7%。 投開票後の両院議員総会で、谷垣氏は「思い切った党改革も必要だ。もう一度国民の信頼を取り戻し、政権に復帰できるよう全身全霊を傾ける」と決意を表明した。 谷垣氏はこの後、臨時の役員会と総務会で人事の一任を取り付け、党役員人事に着手。29日に新体制を発足させる意向だ。幹事長には石破茂前農水相が浮上。園田博之政調会長代理や大島理森国対委員長の名前も取りざたされている。河野、西村両氏の処遇について、谷垣氏は記者会見で「2人の活躍の場を当然つくらないといけない」と述べた。 当面は10月25日投開票の参院神奈川、静岡両補欠選挙や、同月下旬召集見通しの臨時国会での論戦に向け、挙党態勢づくりに全力を挙げる。 谷垣氏は総裁選で、所属する古賀派や主要派閥の領袖らベテランの支持を受け優位な選挙戦を展開。地方票でも支持を広げた。これに対し、世代交代を訴えた河野氏は地方票で一定の票を集めたが、議員票は3人中最低だった。西村氏は党員への知名度不足が響いた。 <2009/09/28:時事通信> |
思い切った‥‥‥というよりはどこから見ても沈滞ムードなんですが‥‥‥。
どう見ても、町内会の会長ってレベルにすぎず、年寄りの操り人形としか映らないんですよね‥‥‥。
これから自民党がどうするかは、本当に見物です。
谷垣総裁を選んだことで、特定の個性あるリーダーを立てて変化を取り入れるのではなく、今までの組織構成で「改革」を演出しなければならないのですから。
今までの人々が今まで通りの発言や行動をしているようでは‥‥‥ホントに破滅しますよ。
自分たちがどれほどの窮地に自分たちを追い込んだかわかっていれば良いんですがね。
それにしても河野氏より西村氏の方が議員の獲得票数が多かったんですね。
今後の立ち回りによってはクローズアップされてくるかも知れません。
posted by バビロン7 at 02:14|
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