2007年12月03日

ないものねだり(五輪野球)

『岩瀬をどこまで引っ張るんだ!』と頭を抱えた日韓戦ですが、何とか凌いでくれて助かりました。
星野に取り憑いた疫病神より死神岩瀬の方が強かったようです。
さすがは日本一を取れなかった監督と、日本シリーズパーフェクトリレー投手では御利益が違う。

で、試合開始直後は見てませんでしたけど、こんな事があったんですね。


韓国“偽装工作”&執念死球も及ばず
 【韓国3−4日本】韓国8回の反撃は無死一塁から李大浩(イ・デホ)が内角球をよけず、左ひざに当てた死球で好機を広げた。昨季3冠王が見せた姿勢が韓国の執念だった。犠飛で1点差。さらに2死一、三塁と迫ったが、そこまでだった。
 試合直前には先発メンバーを差し替えた。報道陣に配布、スコアボードに掲示された投手は右腕・柳済国(リュ・ジェグク)だが、マウンドには左腕・田炳浩(チョン・ビョンホ)がいた。最終申請は10分前という大会規定を利用した偽装工作だ。偽装9番で実際2番の高永民(コ・ヨンミン)が初回先制弾を放ち、日本の出はなはくじいた。
 韓国で「蜂(はち)群れ」と呼ぶ総動員、24人中21人起用も実らなかった。今大会での五輪切符獲得は絶望的。金卿文(キム・ギョンムン)監督は「失望はしていない。来年3月にはあらためていい試合をしたい」と世界最終予選を見据えていた。

 ≪紳士協定あったのに…≫IBAFが主管する今大会は試合開始30分前、五輪なら1時間前にプレス用に先発メンバーが発表される。これは仮のもので、ルールでは試合開始前の整列時にメンバー交換されるものが最終的なオーダーとなる。ただ、今大会は11月30日の監督会議で“紳士協定”として発表後の変更はしないように確認したばかり。全日本アマチュア野球連盟・柴田穣氏は「アジア同士の試合ではよくある。韓国はよくやりますね」と話した。
<スポニチ:H19.12.3 (月)>
罰則のない規制には意味がないという典型例ですな‥‥‥。
さらに言えば、かの国に『紳士』を求めること自体どうかしてるということですわ。

無論抗議はしておくべきです。無駄とは言えどね。
協定違反であることには違いないし、それを黙って見ていてはチームの士気にも関わるから。


それよりも私は先発成瀬にびびったんですがね‥‥‥。
てっきり川上だと思ってました。
あとから星野監督が言ってましたが、『若いのを先に立たせて、後ろには先輩が控えているから思いきり行ってこいというつもりだった』ということだそうで、それはそれで考え方としては有りだなと納得はしました。
事実成瀬投手は出会い頭の本塁打一本は撃たれたものの、その後は何とか切れずに粘りに粘ってくれましたし。


にしても岩瀬を2回1/3引っ張った理由は一体何なんだ。
4−2、2点リードで7回、8回、9回を岩瀬、藤川、上原で何かまずいことでもあるのか?
特に8回はキャッチャーが矢野に代わったしさ。
何のためにセリーグのストッパー三人組みを連れて行ったんだか‥‥‥。
『10回があるかも知れないということが頭をよぎった』と星野が言っていましたが、アレがあの監督の限界なんだなと思いましたわ。
『選手を信じた』っつーのなら藤川を信じろよ。


まぁ‥‥‥ね、とりあえず勝ったから良しとしよう。
今日の台湾戦を落としたらホント目も当てられないんだから。
あの監督、インタビューで勝利の興奮そのままに『明日はダルビッシュで!』とかぶっちゃけやがりました。
昨日の継投を見ればもうダルビッシュしかいないけどさ、『明日?大野に投げさせる』とか韜晦する知恵はないんかよ‥‥‥。

呆れながらも祈るしかないので、台湾戦はダル−長谷部−川上−藤川−上原で勝利がもぎ取ってくれないかと期待しております。



最後に紳士協定に対する韓国の見方をどうぞ。


北京五輪野球:先発変更への不満は日本の無知
【台中=シン・ボスン記者(スポーツ朝鮮)】2日、北京五輪予選を兼ねた野球アジア選手権の韓国対日本戦が終わった直後、日本の星野仙一監督は怒りを見せた。韓国が先発メンバーを大幅に差し替えたことに不満を漏らしたのだ。星野監督は「ビックリした。ルールブックにもないし、監督会議でも聞いたことがない。どうしてこんなことが起きたのか、説明してほしい」と語った。
 これに対しキム・ギョンムン監督は「アマチュア規定が間違っている。1時間前に提出したオーダー表は、監督同士があいさつし、試合開始前の整列時にオーダー表を交換するまでの間に差し替え可能だ。うちの先発に対しあっちが対抗策を出してくるかと懸念し、先発を変えた」と説明した。果たしてこれは「先発オーダー偽装」という問題になるのだろうか。

◆試合前の状況
 試合前、キム監督は韓国の報道陣に先発メンバーをこっそり打ち明けた。キム監督は「先発投手は田炳浩(チョン・ビョンホ)、ラインアップ1・2番は鄭根宇(チョン・グンウ)と高永民(コ・ヨンミン)」と話した。日本の先発投手を成瀬と予想し、作成したオーダーだった。その話を聞いたのはオーダー表提出のかなり前だった。
 しかし、メディアに配られたオーダーは全く違っていた。先発は柳済国(リュ・ジェグク)、1・2番は李鍾旭(イ・ジョンウク)と李大炯(イ・デヒョン)だった。あ然とした。しかし、まもなくチーム関係者から説明があった。先発オーダー表は10分前まで変更可能で、先発は田炳浩が正しいということだった。そして試合には韓国の報道陣に話したメンバーが出場した。
 これに星野監督は「電光掲示板の名前と違う」としてしばらく抗議したが、受け入れられなかった。

◆なぜ誤解が生じたのか
 試合後、韓国野球委員会(KBO)のイ・ジンヒョン広報チーム長は「提出10分前までオーダー変更が可能ということを監督会議のとき確認した。マネージャーはこのオーダー問題を不審に思い、この大会を主管する国際野球連盟(IBAF)に繰り返し確認、IBAFは“1時間前のオーダーは予備エントリーなので変更可能”と答えた」と述べた。このため、韓国は日本のオーダー変更を警戒したのだ。先発投手が田炳浩ということが伝われば、日本も先発オーダーを変える可能性があるからだ。
 先発オーダー表に関するIBAFの規定は以下の通りになっている。両チームは5枚のオーダー表を作成、試合開始30分前(電光掲示板がある場合は慣例により1時間前)に2枚提出しなければならない。そして試合開始直前に審判が見守る中、3枚のオーダー表を交換することになっている。だが、あらかじめ提出したオーダー表は記録や電光掲示板での作業に便宜を図るためのものだ。やむを得ない事情があれば、最終的なオーダー表交換前までに変更できる。
 したがって、韓国代表チームのオーダー変更には問題がなかった。星野監督の不満は、規定をよく知らなかったためのものだ。
<朝鮮日報:H19.12.3 (月)>
posted by バビロン7 at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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