2008年11月03日

マインドコントロールの成果

田母神氏は更迭され、定年退職なさったようですね。

なればこそ遠慮なく論陣を張っていただきたいものですな。

◆【風を読む】論説副委員長・中静敬一郎 「中国の海」着々と広がる

 日本の太平洋側も自分たちの「庭」ということを示したかったのだろう。

 こう指摘せざるを得ないのが先月19日、津軽海峡を通り抜け、太平洋を南下した中国艦隊の行動である。艦隊はソブレメンヌイ級駆逐艦、ジャンカイI級と同II級のフリゲート艦、補給艦の計4隻から成る。ロシアから導入したソブレメンヌイ級は超音速対艦ミサイルを備えた8000トン近い戦闘艦であり、ジャンカイII級は海上自衛隊が初めて確認した最新鋭艦だ。

 ロシアでの演習を終え、帰途についた2隻と、日本海を北上してきた2隻が合流して、往路の日本海ルートをたどらず、あえて津軽海峡を横切った。中国の戦闘艦では初めてだ。

 中国は、沿岸海域を防衛する海軍ではないことや、太平洋での作戦行動も可能であることを日本、そして米国に示すのが狙いのようだ。プレゼンスには威嚇も込められている。

 その5日後、中国の温家宝首相は、東シナ海のガス油田開発に関する6月の政府間合意が進捗(しんちょく)していないと提起した麻生太郎首相に対し、「東シナ海を平和・友好・協力の海にしなければならない」と強調した。首相発言と海軍の行動の落差は大きく、真意はつかめない。

 かつて清国は最新鋭の超弩級(ちょうどきゅう)戦艦「定遠」「鎮遠」を日本に派遣して威圧した。それが逆に日本人を奮い立たせ、海軍力を整備した。今回の中国艦隊の示威への日本側の反応はほとんどない。

 麻生首相は秋葉原の街頭演説で「外交、経済は麻生太郎が最も今の政治家の中で使える」と語った。使えることをどうかたちで示すかである。

<2008/11/3:産経新聞>

◆中国ルージョウ級駆逐艦、初確認=ロシア軍の原潜も−防衛省

 防衛省統合幕僚監部は3日、沖縄本島沖の東シナ海で、中国海軍のルージョウ級ミサイル駆逐艦など4隻が航行しているのを海上自衛隊のP3C哨戒機が見つけたと発表した。日本の領海外だが、同型の駆逐艦を近海で見つけたのは初めてだという。

 統幕によると、駆逐艦は2日午後1時ごろ、ジャンウェイII級のフリゲート艦、補給艦、タグボートとともに同島北西約400キロの海上を南東に航行。新型とみられ、排水量7000トンで、対艦、対空ミサイルや魚雷などを装備している。

 統幕はまた、同日午後4時ごろ、領海外の北海道・宗谷岬沖北西約60キロの日本海を、ロシア海軍のオスカーII級巡航ミサイル原子力潜水艦が西に進んでいるのを海自護衛艦「せとぎり」が確認したことも発表した。修理艦を伴っていることから、航行中に何らかのトラブルがあったとみられるという。 (了)

<2008/11/3:時事通信>

こんなことがあったそうで。

日本の近海を原潜と戦艦がうろついているにもかかわらず、田母神氏の論文一つで「文民統制の危機だ」などと日本のマスコミは騒ぐわけですわ。

自衛隊員や防衛省は、彼らが見ている現実と、世間を賑わしているニュースがあまりにもかけ離れていることに頭を痛めているのではないでしょうかねぇ。

この壮大なギャップこそが、田母神氏の言うマインドコントロールの成果なのでしょう・・・。

posted by バビロン7 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 内憂外患 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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中国海軍艦艇が津軽海峡を通過
Excerpt: 10月20日、防衛省統合幕僚監部より下記の通り発表がありました。 10月19日(日)午後5時頃、海上自衛隊第2航空群(八戸基地)所属「P−3C」が、竜飛岬(青森県)の西...
Weblog: 黒色中国
Tracked: 2008-11-11 19:21
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